PWAには強力なキャッシュ機能があり、この機能が高速表示を可能にしています。
しかし、PWAの特徴をご存じない方が「強力なキャッシュによる実際のサイト表示と違う表示」を見てしまうと、不具合ではないかと思ってしまう人も多いと思います。
今回の記事では、PWAのキャッシュが原因で「カスタマイズしたにも関わらずサイト上に表示が反映しない」というご質問が多いため、PWAのキャッシュを削除する方法を解説いたします。
(今回の記事ではChrome使用時の事例で解説しています)
PWAのキャッシュを削除する方法
一度PWAを有効にしていまうとPWAをOFFにしてもキャッシュは残ってしまいます。通常のキャッシュ削除方法では削除できません。手動でキャッシュをクリアする必要があります。手順は以下のようになります。
デベロッパーツールを開く。
Windowsの場合、Chromeで自分のサイトの任意のページを表示した状態でF12キーを押すと、デベロッパーツールが表示されます。(Macの場合は「Command+Option+I」キーを押してください。)
application→clearstrageの順に進む。
application→clearstrageの順に進みます。選択項目にすべてチェックがついているか確認し、ついていなかったらチェックをつけます。最後に「clear site deta」を押してください。

サイト作成初期のまだカスタマイズが済んでいない時期にPWAを有効にしてしまうと「カスタマイズが反映ししない・カスタマイズが進まない」と悩んでしまうことになりますので、PWAはサイト作成が済んでから有効にすることをおすすめします。